ご挨拶

特定非営利活動法人 愛和の理念「愛しみの心を持ち、和やかな言葉で接する」を念頭に介護事業を運営させていただいております。 

 

東日本大震災の混沌とした年(2011年)にショート・ステイの事業を開所しました。

毎年311日が近づきますと報道等でニュースが流れ、●●年経つのかと思いをはせます。今年はもう12年も経ちました。

また、介護付有料老人ホームを開所した翌年(2018年)には、西日本豪雨にて倉敷市真備町を始め、高梁川、小田川流域の災害が発生して5年が経ちます。

近年では2020年に世界的な新型コロナウイルスの大流行にみまわれ、3年が経ちます。当初、岡山県下で100人のコロナが発生したと大騒ぎした事を記憶していますが、今では100人が多いとは思わなくなっている事を感じます。

 

東日本大震災・西日本豪雨・新型コロナウイルスの災いの当初の事を思い出すと、人は「慣れ」が生じるのだと思います。

介護の仕事に置いても「慣れ」が生じて来ます。この「慣れ」が一番厄介でございます。

当法人には経験豊富で優秀なスタッフが多く在籍しており、経験は財産で良い所がいっぱいあり、良い評価を受けております。その反面、お客様を自分たちの経験のパターンにはめ込んでしまって慣れを生じている場合も存在します。

『 介護は答えの無い仕事です。』

お客様に満足していただける様、オーダーにしっかり答えられているか自問自答し「慣れ」を無くすための努力を行い、お客様をお迎えし、お世話(仕事)させていただくため、スタッフが個々にしっかりと準備をすることが「真心」と存じます。

 

愛和を立ち上げた時の心を思い出し、今一度「愛しみの心を持ち和やかな言葉で接する」の初心を念頭にスタッフ一同 頑張って参ります。

 

特定非営利活動法人 愛和

理事長 田中 康彦

 

2023.5.1